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東京都市森林 サンプル収集の記録

東京には一体何種類の木が生息しているのだろう? 外来種や園芸種なども入り交じる都市部には、山地や森林よりもはるかに多種多様・雑多な木があるのではないか。ひとつひとつ、コツコツとサンプルを収集し、明らかにして行きたいと思います。

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イスノキ【柞、蚊母樹】Distylium racemosum



・別名:ヒョンノキ、ユスノキ、ユシノキ、さるぶえ、さるびょう
・マンサク科イスノキ属
・分布地:本州の関東以南、四国、九州、沖縄、台湾、中国。鹿児島県に多い。
・常緑高木(20m程度)
・花期は4-5月
・乾燥に強く丈夫

★サンプル採集地:世田谷区上北沢



葉にアブラムシの寄生による虫こぶができやすい。虫こぶはタンニンを多く含むため、染料として使われる。

【木材として】
・散孔材
・国産木材のなかで最も重く堅い部類の材。木目は極めて緻密で割れにくい。
・気乾比重 : 0.89
・家具材、器具材、造作材、そろばん玉、機械材、楽器材(三味線、琵琶の撥など)、彫刻材、木刀(示現流の剣術で使用)、枕木、薪炭材
・枯らしたあと立ち木のまま風雨にさらし、これを磨いて床柱なとどとして用いられる。
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プロフィール


ユグチヨシユキ
小物から家具・建築まで、日本の木と手仕事で最上質の生活空間をつくりたい。
株式会社 建築と木のものづくり研究室 代表
手作り木工家具「BIKAKU FURNITURE」

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